読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本日の日記 崇拝編

本日の日記面識編(http://unaccompaniedrequiem.cocolog-nifty.com/blog/)別館です。勢いで作成してしまったので方向性は未定です

「テレビ」はいっそ高尚化してしまえ(前)

 

なぜかはてなブックマークが貼り付け不可能だったのでツイートから失礼。

こちらですね。

[テレビが面白くなくなった理由/コンテンツの質と量について - デマこいてんじゃねえ!]

 

ブックマークコメントで書ききれなかった雑感をつらつら書いちゃおうという魂胆です。

ではどうぞ。

 

◆大衆は常に新しいものを好む

かつて映画とテレビは棲み分けに成功し、安定した生態系を構築していた。

以前、まったく別のソースから、かつて映画が「若者文化、新しいコンテンツ」として取り上げられていた例を知っています。

 

反社会学講座 (ちくま文庫)

反社会学講座 (ちくま文庫)

 

 …こちらの本からですが(アフィリエイトの有無は未確認です)、講座第…16回目ですね。

氏のサイトからだと…ちょっとわかりません。

要約すると「時代が移り変わるに従い、新聞雑誌コラムの『若者離れ』の標的は本→映画→テレビ―へと移り変わった。今度はそれがネットになっている」という感じでしょうか。

ほかにはテレビゲーム悪玉論やら携帯電話悪玉論、ガラパゴスケータイ悪玉論からスマートフォン悪玉論への変遷など言い出すとキリがないのでやめますが、そんな事です。

 

新聞雑誌がこき下ろす「ちかごろはやりのオンナコドモの文化」というのは過去いくども移り変わってきたものなのです。

人間というのは新しくてたのしそうなモノに飛びついて、また飽きやすい性格を内包しがちな存在であると思っています。

もちろんずっと一つのことにこだわって極めていく方も存在しますし、そういった方々は尊敬しております。

ただ、それは「少数派」となってしまうという認識もありますので、ちょっとここでは省いてw

 

■ネットは「みんなの好奇心」を食い荒らすメディア?

さきほどのRootport はてなダイアリープラス利用中氏の記事からの引用ですが、棲み分け、というより「共生」に近い形ではないかなと個人的に思う所存です。

例えば人気のテレビドラマシリーズの映画化や、映画を流す(もちろん広告宣伝含めて)テレビ局や、なかば乗っかるように利益を得るレンタルビデオ業界、歌音楽のCD業界など…

この場合はそれぞれがそれぞれの利益を補い合うような関係を築いていた、という解釈をしています。

というか、厳密にはジャンルが違うんですよね。

引用元にあるように、「高画質高音質長くてじっくり」か「低画質でスキャンダルだけど刺激的」…というのは、もはや「視聴者の好みの質」に依るものであろうと思うのです。

映画かテレビか―あるいは本か漫画か雑誌か新聞か―は、「提供する情報のカテゴリが元々異なるもの」であったがゆえに、時には比較されもしましたが、基本共栄の道を歩んでいけたわけです。

 

で、ネットの出現ですね。

消費行動に、「YouTubeニコニコ動画等を見る」という新しい選択肢が加わった。テレビの消費者の一部は、インターネットを見るようになった。

このようにあります。自分はこの「テレビの消費者の一部」が、実は意外とマジョリティだったのではないかと推測しているわけです。

ムービーコンテンツやテキストコンテンツ、いずれの消費者にも通用しますが「いわゆる『大衆』は刺激的でスキャンダリズムでわかりやすいものを好む」というのが自分の理論です。

 

…そして、インターネット上のコンテンツとは、それらの「新しくてオモシロそうな」「刺激的で激しい」「下世話な記事」にやけに向いていた。

違うとは言わせません。ネット上に咲き誇る「対立煽り」「デマ」「炎上」「祭り」。燃えているのは誰ですか?

 

新聞雑誌がこき下ろしてきた『大衆』『オンナコドモ』と呼ばれるサイレントマジョリティ達は常にそういった「たのしそうであたらしいもの」を魅力と感じた。

 

下世話で刺激的なスキャンダルも、技術の高騰による高品質コンテンツの配信も、ネットはただ、「それまで多数が担っていた消費文化が変遷していく」という現象の新しいものにすぎないわけです。かつての大衆演芸、かつての文学、かつての小説、かつての映画。

テレビはただ、それまでと同じ「かつてのワカモノブンカ」となっただけにすぎず、なんら特別な文化ではなかっただけの話なのではないでしょうか。

 

◆んじゃテレビは消えちゃうの?

それはないんじゃないでしょうか。

 

「PTAの抗議でおとなしくなったテレビがつまらない」「お行儀のいいだけのテレビは面白くない」という意見をたまに拝見しますが、この概念を逆に利用すればいいのではないかと思います。

 

何故だか新しい文化には「低俗」「下品」のような評価がつけられがちですが、いまや「テレビはおとなしくなった、ネットみたいに過激なのがいい」とまで出る(ソースはネット)始末、これを逆手に取るような戦略はいかがでしょうか。

これまたソースがネットで恐縮ですが、「朝方夕方の数十分、いつでもキャーキャー叫ぶわが子がテレビを見ている間、なんとか家事を片付けている」という子育て中のママさんの意見を拝見しました。

「そんなのDVDでいいじゃん」とおっしゃる方は(未婚の身分でなんですが)シミュレートしてください。

 

「タイトル:こどもにてれぶを見せてはだめ?

本文:当方、27歳子育て中。。。

 

私:27。専業。実家は飛行機の距離

夫:29。激務

娘:1歳3ヶ月。よなきがひどい。。。

 

私はいつも夕方の一時間ほど、○テレ(改名前はNH○)のばんぐむを子供に見せて、その間に夕食の下準備や簡単な家事を済ませていました。

ですがそれらを独身の友人に言ったところ、私が非常識だと言われてしまい…」

 

みたいな。

何がいい鯛かと言うと、…

 

すまない。次回につづきます